イライラが募る日々。昨日の騒音事件の最期の記事では、騒音による悲しい事件を取り上げました。望まない敵こそ急にするりとやってくるもので、感情のコントロールも中々難しいですね。


今回は、過去に事件となった期間工が起こした事件について調べてみました。


まず、調べて最初に出てくるのがこちら

マツダ本社工場連続殺人事件 

2010年6月22日
広島市南区及び安芸郡府中町にあるマツダ本社工場で発生した通り魔事件。この事件で12人が被害に遭い、1人が死亡、11人が重軽傷を負った。


犯人は元マツダの期間工、42歳の男性。

本社宇品工場の正門前で乗用車にて2名をはねました。警備員を振り切り敷地内に侵入し
5名をはねました。
800m離れた本社工場に移動し更に5名を…。

10分間暴走を繰り返し、工場外へ逃走。
4.6キロメートル離れた畑賀峠で自ら通報し「わしがやった」と110番しました。
殺人未遂及び銃砲刀剣類所持等取締法違反で現行犯逮捕された。


日勤と夜勤の交替の時間を狙っての犯行。

2012年3月9日
広島地方裁判所は被告人に無期懲役の判決を下す。被告人は不服として控訴。

2013年3月11日
広島高等裁判所は被告側の控訴を棄却。

2013年9月24日
最高裁判所は無期懲役の判決を確定。

犯人は…。
2010年3月末に、6ヶ月の契約期間社員として入社。2週間程で自己都合により退社しました。工場内で集団ストーカー行為を受けたとして、その復讐を犯行動機としたようです。
実際の事実確認が出来ず、被害妄想の思い込みとされました。被害者に対して、「マツダ従業員なら誰でも良かった」と話しています。

スバル元期間工脅迫事件

2019年1月28日
スバルの社員を名乗り、国土交通省に脅迫文と包丁を送りつけ職員の業務を妨害したとして威力業務妨害容疑で32歳のスバル元期間工を逮捕。

2018年11月上旬ごろに国交省宛てに

「リコールの問題などで現場は大変になっている。お互い同じ場所に行きましょう。必要なものは揃っている」

と書かれた脅迫文と包丁が入ったレターパックを送りつけ、職員に警戒されるなどさせた。

男は2015年にスバルにて半年間、期間工として勤務していたという。

容疑者・逮捕者の職業の報道され方


事件の逮捕者の報道は

①事件などの事案を今後の防犯に役立たせるため

②特定の人物の身柄が公権力により拘束されたことでその妥当性を知らしめる

というものがあります。発表される職業は主として生計を立てているものとなる為、私が仮に今
逮捕されたとしてもYouTuberやブロガーとは評価されず「期間工」として報道されるでしょう。

また十分に確認が取れない場合は
「住所職業不詳」「自称会社経営」「自称カメラマン」など「自称」とつけて発表するパターンもあります。
家庭の主婦は、警察の発表の多くが主婦の場合は「無職」となります。

まとめ
・期間工という職業や制度を有効に使え
・短期間でも期間工は仲間

結果的に世に報道され「期間工」の悪名が広まると自動車メーカーも一生懸命働いている期間工の方々も、イメージは一気に悪くなります。また、期間工…となるとその制度自体の廃止なんて事も全く有り得ない自体ではありません。

期間工となる方も、そんな方々を受け入れる企業側も、気をつけなきゃいけない時代ですね。。


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