卵を返すところから
さばいて食肉とするまで

やっていました。


屠殺し、スーパーなどで見られる様な

姿になるまでです。


いま思えば、本当に貴重で濃厚な経験と

時間を体験させていただいてたんだなあ

と感じます。

動物病院での勤務経験も

仕事として巡り会えたことに関係が

あったとは思います。


仕事を通して

  • 鶏肉が食べれなくなった
  • 仕事を嫌いになった
  • 命の価値感が軽くなる

これらの変化は無かったです。



鶏肉はむしろ好きになり、

どういった育て方が良いのか

自分なりに研究した発酵飼料を
考えたり…
(市場に出ない野菜や果物、廃棄食材と糠を使用した独自飼料の開発)

飼料による成長の違いを比較したり。


企画元が大きな飲食店で、

午前中に鶏に携わり、

午後に店舗出勤をしてたので

お客さんが自分たちが育成し

お店で料理されたものを

楽しんでいただいてたこともやる気になってました。

IMG_0560
新鮮って最強。しかも作り手だから
美味しさ語るにも熱が入る。



仕事を嫌いになったか。
答えはノーです。

当時、朝早く晩までガッツリ働いてましたがプライベートを激しく損ねた生活でも無く、メリハリも気持ちの切り替えも出来てたと思います。

仕事内容で「屠殺(とさつ)」が障害になりそうですが、上記のように

美味しく「お客さんに届ける事の大切さ」を感じていたので受け入れて仕事を
していました。


もちろん、嫌になる事もあります。
ヒヨコ用の暖房の効いた部屋は

独特な匂いと温度もあり、

特別に気を遣う事に
苛立ちが募ることもありました。

また、床材の入れ替えや

それに伴う鶏の大移動もハードワークでした。


夏は熱中症に気をつけての作業。

夏の床材は、それ自体が熱を抱え
50度くらいにはなってたかな…。

一輪車でガンガン往復するし
体力勝負でしたね。

鶏さんたちはケージに6〜7羽くらいの成鳥を入れて2階から1階に降ろすなんて事を何度も繰り返したり…。

捕まえるのにも大変な労力がかかります


おかげで「鶏ハンター」として
捕獲スキルは上がりました。笑

いらすとや ハンター



糞掃除(ふんそうじ)も重要な衛生管理の1つ。マスクして止まり木をゴリゴリ固まった糞を剥がしていきます。

大部屋から小部屋、
分担して毎日ゴリゴリです。



ただ熱意ある目的があれば、乗り越えられるものです。



・命の価値観について

命を奪い、命をいただく。


スーパーに並ぶ肉も、魚も同じことです。


小さな命だからこそ、軽んじてはいけないし

ましてそれを自分の血肉にするわけですから

ぞんざいにしてはいけないことを感じる仕事でした。



体験して知っていることと、情報として知っているだけのことは
まるで意味が違います。

いろいろと、発信していけたらなと思う今日このごろ。


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